オペラポムルージュ

意欲作を発表

ニューヨークを拠点に活動するオペラポムルージュ（OPR　代表：釣アンナ恵都子) が５日と１２日、ニューヨーク市内２会場で新作、「マイスタージンガー」を発表、斬新な演出を披露した。

同作はワーグナーによる大作として知られるが、釣の演出は、舞台を８０年代のニューヨークに置き換え、全員女性キャスト９人で長さは１時間。昨年上演した子供向けオペラ「ヘンゼルとグレーテル」同様に観客参加型で、特に５日の公演はクイーンズのフラッシング公立図書館で上演され、オペラを初めて体験するような観客の嬉々とした表情が印象的だった。１２日のマンハッタン会場は予定７０席に急遽座席を追加する盛況で、コンクール審査やまくら投げなど観客参加で盛り上がった。

OPRは、活動を支援する会員を募っている。特典など詳細はウエブサイトoperapommerouge.wix.com/homeを参照。