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オンライン開催
ドイツ歌曲講習会

マスタークラス ミルテの花

ドイツ音楽の真髄に触れて
音楽に命を吹き込み
魂に触れる歌を歌う方法!

 

このページはこれまで2022年より4回開催されたドイツ歌曲講習会の記録です。

講座の内容:

1限  ドイツ語発音講座 18:00〜18:50

ドイツ語特有の特殊母音(ウムラウトなど)の発音やRの処理の仕方など、ドイツ歌曲の歌唱に絶対必要不可欠なドイツ語発音の方法を指導します。ドイツ語の知識がなくても大丈夫!初心者から上級者まで。

2限 発音及び歌曲解説クラス 19:00〜19:50

シューマンの歌曲集「ミルテの花」から3曲を抜粋し、実際に歌詞を使って発音練習。作曲家や詩人の生きた時代背景や歴史なども踏まえ、歌詞の深い解釈や言葉のルーツなどについても触れていきます。

3限 歌唱実践マスタークラス 20:00〜21:00

歌手に2限で勉強した曲を歌っていただき、歌詞の世界観を実践的に表現する方法を学びます。音楽とドイツの詩の関係性やドイツ音楽特有のフレーズ感などにも焦点を当て、ドイツ歌曲を音楽的に表現する方法を深く追及します。

講習会の1ヶ月ほど前に毎回様々なテーマで前夜祭をやっています。

参加無料です。

スケジュール:

【2022年1月 新春 講習会

2022年 1/8 (土) 1限: ドイツ語の要!ドイツ語の母音について

     2限: No.11 花嫁の歌

     3限: 歌手: 髙橋ゆかり(藤原歌劇団所属)

 

1/9(日) 1限:特殊母音について(Ü, Ä, Ö, EI, EU, AU等)

                  2限: No.24 君は一輪の花のように  

                  3限: 歌手: 若井有里亜(フリーランスソプラノ歌手)

 

1/10(月・祝) 1限: 歌曲では巻く?巻かない?RとCH

                    2限: No.25 東方のバラより

                            3限: 歌手: 松村祐甫(独トロッシンゲン国立音大)

前前夜祭 (ミニドイツ語発音レッスン)

2021年 12/12 (日)21:00-21:30

ドイツ語講座 レッスン内容は、『S, Z , ß の発音について』

前夜祭(ミニドイツ語発音レッスン)

2021年 12/26(日) 21:00-21:30

レッスン内容は『W, V, F, PF』の発音について。

2022年 ゴールデンウイーク 講習会
4/30(土)
18:00 1限: どう読む?Sch, St, Spについて
19:00 2限: 『ミルテの花』より No.3 クルミの木
20:00 3限: 歌手: 樫村実佳(J・ディヒラーコンクール優勝)/ ピアニスト: 石川美結 (第21回ショパン国際ピアノコンクールinASIA銅賞)

5/1(日)
18:00 1限: 英語とちょっと違う!Lについて&L R比較
19:00 2限: 『ミルテの花』より No.7 蓮の花
20:00 3限: 歌手:
本堂誠彦(毎コン北海道大会1位)/ピアニスト: 影山裕子 (日本シューマン協会札幌支部長)

 

*前夜祭*

4月10日20:00〜21:00 

内容 ドイツ語発音クラス

『破裂音って?BとPについて』

【マスタークラス出演者】

*マスタークラス歌手 (4月30日出演) *
樫村実佳 メゾソプラノ
東京音楽大学声楽科卒業、同大学院科目履修生修了。
在学中に釜洞祐子、杉野正隆、藤井奈生子の各氏に師事した他、Sona Ghazarian氏のマスタークラスを受講。
2020年度英国ギルドホール音楽院短期留学奨学生。
2021年第4回マルゲリータ・グリエルミ声楽コンクール新進歌手部門第2位
2021年ウィーンにて、ヨーゼフ・ディヒラーコンクール優勝

*マスタークラス伴奏者 (4月30日出演) *
石川美結 ピアノ
東京音楽大学付属高等学校、同大学器楽専攻卒業。現在、 同大学院器楽専攻鍵盤楽器研究領域(伴奏)修士課程在学中。 第7回Kジュニア&学生音楽コンクール第3位(最高位)、 第21回ショパン国際ピアノコンクールinASIA銅賞など。 これまでに松本奈緒子、菊地麗子、山辺絵理、御邊典一、 谷池重紬子、チェンバロを渡邊順生、 フォルテピアノを小倉貴久子、指揮を野口芳久の各氏に師事。 現在は主にアンサンブルピアニストやオペラの稽古・ 本番ピアニスト、コレペティトゥアとして研鑽を積む。

*マスタークラス歌手 (5月1日出演)*
本堂誠彦 テノール
北海道札幌市出身。2021年より東京藝術大学声楽科在籍中。青木恵美子、福井敬の各氏に師事。
第73回 毎日学生音楽コンクール北海道大会1位、第19回 中田喜直記念コンクール3位。
2022年3月 日本シューマン協会第333回例会 にて、4曲演奏予定。

*マスタークラス伴奏者 (5月1日出演)*
影山裕子 ピアノ
ベルリン音楽大学“ハンス・アイスラー”ピアノ科卒業。札幌を中心にソロ、室内
楽、歌曲伴奏など演奏活動を行う。室内楽器奏者、声楽家を招いて多角的にシュー
マンの音楽にアプローチするコンサートシリーズを展開中。これまでの演奏活動、
音楽活動に対して2000年札幌市民芸術祭奨励賞、2013年札幌文化団体協議会文化
奨励賞、2018年札幌文化奨励賞受賞。日本シューマン協会札幌支部代表。北星学
園女子高等学校音楽科非常勤講師。札幌大谷大学非常勤講師。

2022年 秋 講習会

9/17(土)
18:00 1限: ドイツ語発音講座『m, n, ng について』
19:00 2限: 楽曲分析クラス『ミルテの花』より  『ひとりぼっちの涙は何を望む』 
20:00 3限: マスタークラス

9/18(日)
18:00 1限: ドイツ語発音講座『音がする、しない?hについて』
19:00 2限: 楽曲分析クラス『ミルテの花』より『ズライカの歌』
20:00 3限: マスタークラス

21:00 後夜祭: 質問コーナー

 

*前夜祭*

9月3日20:00〜21:00 

内容 直接、釣アンナ恵都子に聞ける!

海外生活&留学&音楽についての質問コーナー

ドイツ、オーストリア、フランス、アメリカと合計20年、海外生活を経験している

釣アンナ恵都子に直接質問ができる機会!海外の劇場の裏事情、生活のこと、語学習得方法、などなど、どんな些細な内容でもオッケーです。聞きたいことを聞いてみましょう!ざっくばらんにお話します!

【マスタークラス出演者】

〈9/17(土) マスタークラス歌手〉
大梅慶子
岐阜県出身。岐阜大学教育学部在学中に声楽に出会い、愛知県立芸術大学、東京藝術大学、ミュンヘン音楽・演劇大学でドイツ歌曲を中心に修士課程で研鑽を積んできた。現在ミュンヘン内外の教会やアンサンブルのコンサートで演奏の仕事を受けている。5月末にミュンヘンで日独の声楽作品を扱ったアンサンブル演奏会を主催し、ドイツに日本歌曲を広め、日本でドイツ歌曲を浸透させる活動を展開中である。@jd.liedprojekt

〈9/17(土) マスタークラスピアニスト〉
内多瑞子
桐朋学園音楽大学ピアノ科、同大学研究科を修了後、渡独。ミュンヘン国立音楽大学大学院にて、ピアノ科、歌曲研究科共にマイスターディプロムを取得。1998年、イタリア、第一回カザルマッジョーレ国際マスタークラスにて最優秀賞を受賞。その後、マスタークラスの公式伴奏やコンクールでの伴奏、またザルツブルク・モーツァルテウム音楽院でのオペラクラス、各地のオラトリオ合唱団などでのコレペティトールの経験も積みながら、近年は室内楽のパートナーとしても、ミュンヘン、東京を拠点に意欲的に活動している。ミュンヘン国立音楽大学非常勤講師、声楽科伴奏員。

〈9/18(日)マスタークラス歌手〉
神足有紀
東京音楽大学声楽科卒業、同大学院声楽専攻独唱研究領域修了。声楽を伊藤千恵子、水野貴子、釜洞祐子、武田正雄、枝並雅子の各氏に師事。大学卒業時、声楽部会卒業試験優秀者演奏会に選出される。大学院オペラ《ヘンゼルとグレーテル》にヘンゼル役として出演。合唱指揮者としても活動し、現在3団体の指揮指導を務めている。今年8月に自身のソロと合唱団による初めての自主企画コンサートを行う。東京都立総合芸術高等学校非常勤講師。

〈9/18(日) マスタークラスピアニスト〉
岡倉あかり
東京音楽大学ピアノ科を卒業後、同大学院修士課程鍵盤楽器研究領域(伴奏)を修了。第12回生野ムジカ歌手と伴奏ピアニストと指揮者のための国際セミナーダンテ・マッツォーラクラスを受講。在学時、オーディション合格者による学内演奏会や自主企画公演にピアノ伴奏にて多数出演。また、大学卒業時、第90回読売新人演奏会にピアノ伴奏にて出演。
これまでにピアノを故岡藤由紀子、半沢佑果、御邉典一、留岡陽子、伴奏を谷池重紬子、藤井麻理の各氏に師事。
現在はピアノ講師として活動する傍ら、声楽や合唱の伴奏も行なっている。

2023年 秋 講習会

1限 ドイツ語発音講座 18:00〜18:55
『短母音って?長母音って?』(10/7) 、

『怖がらなくて大丈夫!ウムラウトと二重母音』(10/8)。
ドイツ語の基本中の基本、母音を2日間で徹底解説します。ドイツ語の母音はa,i, u, e, oの他にei, eu, auと言った二重母音やウムラウトもありなかなか手強いですが、初めての人にもわかりやすく舌の形や位置などから丁寧に説明します。希望者は講師から一人一人指導を受けられます。ドイツ歌曲の歌唱においては正しいドイツ語発音は絶対必要不可欠。このまたとない機会にバッチリ母音をマスターしましょう。

2限 発音及び歌曲解説クラス 19:00〜19:55
シューマンとクララの人生を紐解きます。歌詞の読み込みと発音練習も。
3限のマスタークラスで取り扱う2曲について、作曲家や詩人の生きた時代や歴史などを考察したり、シューマンの日記や手紙などから実際に作曲された際の背景を探ります。また、歌詞の深い解釈や言葉のルーツなどについて触れていきます。

3限 歌唱実践マスタークラス 20:00〜20:55

『No.1 献呈』

出演者: 歌手:河田まりか / ピアニスト:小田切伶夏(10/7)

『No. 4 誰かさんに』

歌手:利根川佳子 / ピアニスト:三好すみれ (10/8) 

 

歌手に2限で勉強した曲を歌っていただき、歌詞の世界観を実践的に表現する方法を学びます。音楽とドイツの詩の関係性やドイツ音楽特有のフレーズ感などにも焦点を当て、ドイツ歌曲を音楽的に表現する方法を深く追及します。

【前夜祭】
誰でも無料で参加できます!*要予約
2023/9/16 20:00-21:00 : マスタークラス『No.12 花嫁の歌2』
出演者...歌手:亀井雪花 / ピアニスト:小石史織
*9/16(土)マスタークラス歌手*
亀井雪花
東京音楽大学声楽科を卒業、同大学院声楽専攻独唱領域を修了。
声楽を三縄みどり、釜洞祐子、杉野正隆、緑川まりの各氏に師事。
大学卒業時、声楽部会卒業試験優秀者演奏会に選出される。第93回横浜新人演奏会に出演。

*9/16(土)マスタークラスピアニスト*
小石史織
千葉県出身7歳よりピアノを始める。11歳から高校卒業まで、桐朋学園音楽部門附属子供のための音楽教室にて音楽の基礎を学んだ。
その後、東京音楽大学器楽専攻ピアノ卒業。また同大学院修士課程器楽専攻鍵盤楽器研究領域(伴奏)修了。
これまでに、ピアノを小島明子、岸邉眞知子、海瀬京子の各氏に、伴奏法を山洞智、御邉典一に、室内楽を横山俊朗の各氏に師事。
現在、東京音楽大学院修士課程器楽専攻鍵盤楽器研究領域(伴奏)科目履修生として器楽・声楽伴奏を学ぶ傍ら、首都圏中心に演奏活動を行なっている。

*10/7(土)マスタークラス歌手*
河田まりか
東京音楽大学付属高等学校卒業。同大学声楽専攻卒業後、同大学大学院声楽専攻オペラ研究領域を修了。ローマ・サンタチェチーリア音楽院サマーオペラセミナー修了。新国立劇場オペラ研修所修了。オペラ研修所在籍中、ANAスカラシップによる海外研修でボローニャ、ミラノにて特別研修を受ける。
《ラ・ボエーム》ムゼッタ、《悩める劇場支配人》メルリーナ、《ジャンニ・スキッキ》ネッラ、《領事》異国の女、《ドン・ジョヴァンニ》ツェルリーナ、《コジ・ファン・トゥッテ》デスピーナ等を演じている。
豊島区や目黒区にてランチタイムコンサート、童謡コンサートなどに出演。
これまでに高橋啓三、水野貴子、釜洞祐子、橘洋子、佐藤金一の各氏に師事。

*10/7(土)マスタークラスピアニスト*
小田切伶夏
東京都出身。
東京音楽大学付属高校、東京音楽大学ピアノ演奏家コースを経て東京音楽大学鍵盤研究領域(伴奏)を修了。
これまでにピアノを三浦捷子、稲田潤子、森山あす香の各氏、伴奏法を山洞智、谷池重紬子、吉本悟子の各氏に師事。
第14回さくら音楽コンクール一般A1最高位。その他コンクール多数入賞。
現在主にアンサンブルピアニストとして関東を中心に演奏活動を行い、また後進の指導にあたっている。
東京音楽大学附属幼稚園非常勤講師(ピアノ)。

*10/8(日) マスタークラス歌手*
利根川佳子
埼玉県出身。東京音楽大学、同大学院オペラ研究領域修了。在学中、奨学金を得てモーツァルテウム国際サマーアカデミーにてディプロマ取得。東京二期会オペラ研修所マスタークラス修了。
『魔笛』夜の女王、『ランメルモールのルチア』ルチア、『リゴレット』ジルダ、『イル・カンピエッロ』ガスパリーナなどで出演。ベートーヴェン「第九」、グリーグ「ペール・ギュント」、ヴィヴァルディ「グローリア」などのソプラノソリストを務める。また、全日本バレーボール選手権大会 天皇杯・皇后杯では国歌独唱を務め、NHK BSにて全国放送される。
文化庁芸術家派遣事業による小学校へのアウトリーチコンサートの他、地域合唱団や市民大学での合唱指導、ヴォイストレーナーなど様々な分野で活躍をしている。
高坂混声合唱団 正指揮者、二期会準会員

*10/8(日) マスタークラスピアニスト*
三好すみれ
東京音楽大学作曲指揮専攻(芸術音楽コース)卒業。 卒業時、管弦楽作品が学内オーケストラによって上演された。 同大学院音楽研究科器楽専攻鍵盤楽器研究領域(伴奏)修了。 同大学ピアノ伴奏研究員を務めた。 平成29年度文化庁委託事業『次代の文化を創造する新進芸術家育成事業 マリエッラ・デヴィーアによる新進歌手とコレペティトゥアのためのワークショップ』修了。
河原忠之氏主宰『Gruppo Kappa』第3~6期メンバー。 主にオペラ・合唱分野においてコレペティトールとしての研鑽を積みながらアンサンブルピアニストとして表舞台での演奏活動も行う。
2022年、アーツカウンシル東京からスタートアップ助成を受け伴奏ピアニスト視点の コンサートシリーズ『Radice Viola』を始動。 2ヶ月間で行われた5人の歌手とのデュオリサイタルの演奏全てとキュレーション・プロデュース・新作初演を手掛けた。さらに同年冬、企画公演「音とことばのエスキース」が北とぴあ国際音楽祭参加公演に選出された。
同年発足の若手メンバーを中心とするオペラカンパニー・Novanta Quattro旗揚げ公演 『ラ・ボエーム』では全幕本番ピアニストを務めた。
現在、横浜合唱協会ピアニスト。

 

参加者の声

レッスンの始まりのときから(歌手の方が)とても素晴らしい声だと思っていたのですが釣先生のレッスンを受けていって、どんどん歌が変わっていくのがとても印象的でした。詩の朗読がいかに重要であるかがわかり、最後に通して歌った時はとてもグッときました!(20代音楽家、女性)

★作品のそのときに、脳内タイムスリップできます。 それから、やるべき基礎を徹底して学ばざる得ないレッスンです。素晴らしい歌曲作品から学ぶことで、一音、一音節の位置づけが作曲家の視点に近く感じるようになってきました。(20代 2022年1月受講生)

★歌とピアノが驚くほど密接な関係にある事がわかりました。どちらかがどちらかに音楽の流れを合わせると言う作業でなく、考えや思いを共有し、個々がその思いを噛み締めて感じながら演奏する事が大切だと思いました。(20代 2022年1月受講生)

参加者の声

★ドイツに住みドイツ語圏で暮らす先生によって、単語の意味ひとつにしても実際のドイツ人の感じ方や使い方などを教えてもらえるのが有り難いし興味深い。自分でドイツ語の辞書を引いて日本語に変換しているだけでは得られない細かいニュアンスやエッセンスを教えていただけたことは貴重だなと思う。(30代 歌手)

★レッスン前後でマスタークラス受講生の演奏がガラリと変わりました。歌詞だけでなくピアノのワンフレーズが何を表現しているのかまで細かく解釈することの大切さを感じました。(非公表)

★本当の表現をするにはどのようなアプローチで作品を勉強するべきか学ぶことができた(20代 学生)

★釣先生は講習会に参加しているすべての受講生に寄り添って教授してくださる点が大変印象的です。希望者全員の発音を丁寧に見てくださるため、クラス全体でレベルアップしていける雰囲気であり、毎回受講していてとても楽しいです。(30代音楽家、男性)

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