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Opera Pomme Rouge

Holiday Concer 

Newspaper Shukan NY Seikatsu, Dec.16.2017

 

By Kaoru Komi

(Original Japanese) 

 ニューヨークを拠点に活動するオペラNPO団体「オペラポムルージュ」(釣アンナ恵都子)が10日夜、マンハッタンのオペラ・アメリカ・センターでファンドレイジング・ホリデー・コンサートを開催した。同団体支援者を中心にオペラ好きが集まり、ステーシー・カンタブリー(ソプラノ)、アニータ・リオンズ(ソプラノ)、タハ二・アルウィハル(メゾソプラノ)の3人の歌手がナタリー・ワンのピアノ伴奏で、様々な作曲家の名曲を計8曲、客席を回って演じた。歌手が全員女性ということもあり、男性の膝の上に乗ったり、客席の男性を引っ張り出したりして演技に加わってもらったりする趣向を凝らした演出に、来場者はマイクなしの臨場感あふれる歌声を和やかな雰囲気の中堪能した。プログラム曲の作曲者を当てるクイズもあり、全問正解者はいなかったが、多く正解した二人にギフトが贈られた。

同団体は、若手オペラ関係者の育成プログラムや子供向け公演などオペラ普及活動を続けている。

​(小味かおる、写真・大野早苗)

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