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音楽に魂を!心の声に正直に生きる 1



長いブログになりましたので何回かに分けてお送りします。

目次


【この2年を振りかえって】

【オペラの演出家の仕事って?】

【なぜ自分が演出家を目指したか】


【海外で勉強したこと】

【オペラ演出は妥協の連続】


【もう一つの道】

不自由から生まれた奇跡】


【チャレンジで見えた素晴らしい世界】


【もう常識には囚われない】


【自分の心の声を聞こう




Day 1【この2年を振りかえって】


この2年、たくさんの生活的制約がありました。

(今まだその不便のど真ん中ですけどね!)

しかし、そのおかげで、


本当に好きな人とコンタクトを取る、

本当にしたいことをする、

本当に必要なものだけを買う、

本格的に手作りしてみる、


という、本物を見極める目と

行動が身についてきた気がします。


先週末はオンラインで日本人対象のクラスで

ドイツ歌曲講座「ミルテの花」をさせていただきました。

自分の中ではこれもその一つの流れかと思っています。


【オペラの演出家の仕事って?】


そもそも、オペラの演出家が、

ドイツ歌曲を教えるなんて、

クラシック音楽業界では全体未聞です。

ドイツ歌曲は非常に緻密な

音楽や語学の知識が要求されます。

かたや演出家は、

奇抜なアイディアさえあれば、

楽譜が読めなかったり、

言語がわからくても演出できる、と

現在のオペラ業界では思われており、

オペラの創作チームの中で

「一番音楽に疎い人」、が演出家という

オペラプロダクションも多いです。

(私的には、楽譜が読めない演出家なんて、

no way ですけどね!)


【なぜ自分が演出家を目指したか】


元々、指揮者であり、

フルーティストだった私が

オペラ演出の方向へ舵を切ったきっかけは

「音楽の持つ深いイメージを

そのままイメージとして観客に届けたい」という

強い意志でした。


私は音楽を聴くと

映像や色彩が浮かんでくるのですが、

その映像は

演奏が音楽的であるほどはっきりと見え、

そうでない時は

あまりよく見えてこないので、

小さな頃から、

「音楽的に演奏する」ということは

「楽譜に書かれている音楽的イメージを

音楽を通してイメージとして

なるべくクリアに観客と共有する」

ことだと信じて疑わなかったのですが、

ある時、音楽を通して届くと

信じて疑わなかった映像を

「見えない」人がいる、

という事実にショックを受け、

それと同時に、それでは

「音楽から聴こえてくる

ビジュアルを実際に見せる」という

仕事である演出家になれば良いのだ、

という結論に至ったのでした。


よかったらこの続きもどうぞ!




【海外で勉強したこと】

【オペラ演出は妥協の連続】


【もう一つの道】

不自由から生まれた奇跡】


【チャレンジで見えた素晴らしい世界】


【もう常識には囚われない】


【自分の心の声を聞こう


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